荒れた肌に塗るクリームは数えきれないほどあるのに、荒れたこころをケアできる商品はひとつもない。我慢するか、お酒を飲んで紛らわせるか、精神科に通うか、こころが疲れた現代人の選択はいつも少しずれている。私は、本質的なこころのケアを、手軽で、身近なものとして普及させたいと考えています。テーマは「コーヒー一杯と同じくらいこころのケアを身近に」。世界を変えるために、ひとのこころから変えていこうという考えが、すべての活動の源になっています。
五感・感性・感情など、私たち人間が持っている直感的な能力は、「考える力」「論理」「効率」「スピード」が優先される社会の中では、活かされにくいのです。 ウェルビーイングな世界を目指すためには「こころの力」が必要で、もっと多くの人が自分の個性や感性を発揮できるように、社会も会社も変わっていくべきタイミングにあると感じています。得意なことを伸ばし、苦手なことを助け合い、多様性をお互いのリソースとして活かすことで、自然に全体として良いエネルギーが循環するようになる。ティール組織も同じです。考える力と同じくらい、感じる感性を大切にする「論理的ではない会社」を育てたいと思っています。高い生産性を維持し、未来に向かって安定的に進み続ける会社を目指すなら。こころという人間の本質と向き合う学びに、出会ってください。